公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

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【重要】お知らせ *大会出漕申込時のドーピング防止教育アスリート向けeラーニングシステム受講と修了証の提出について

2020年03月19日
アンチ・ドーピング委員会
【重要】お知らせ *大会出漕申込時のドーピング防止教育アスリート向けeラーニングシステム受講と修了証の提出について

日本ボート協会主催の下記大会の出漕にあたり、ドーピング防止教育のアスリート向けラーニングシステムの修了証の提出を義務付けます。これは、選手のドーピングに対する基本的知識の習得方策として、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)のアスリート向けeラーニングシステムを利用して、ドーピングに関する自己学習をすることを目的としているものです。

■修了証提出対象大会

  • 第70回全日本社会人選手権大会
  • 第47回全日本大学選手権大会
  • 第60回オックスフォード盾レガッタ
  • 第98回全日本選手権大会
1)背景:
  1. 日本ボート協会ではこれまでアンチ・ドーピング規定に則り、JADAとの協力体制のもとに競技会内ドーピング検査を実施してきました。アンチ・ドーピング規定は国内および国際競漕規則に明記され、クリーンで公正なスポーツ活動に必須のルールです。2019年5月の全日本選手権での競技会内検査の結果、ボート競技の選手にアンチ・ドーピング規則違反の決定裁量が下されました。規則違反が生じる背景として、選手はもとより監督・コーチのドーピングに対する基本的な知識の習得・確認の機会が少ないことが挙げられます。日本ボート協会は今回の規則違反事例を重く受け止め、選手がアンチ・ドーピング規定を順守するように上記大会に出場する際にはeラーニングシステム受講することを必須としました。
  2. JADAは、ドーピング防止教育・啓発活動を重視しており、すべてのアスリートとその関係者へのドーピング教育に関する具体的な実施を各競技団体に求めてきております。
2)履修方法:
  1. JADA(日本アンチ・ドーピング機構)のHP左下のバナー「FAIR PRIDE」内にあるWADA(世界アンチ・ドーピング機構)のE-ラーニング「ADeL」にアクセス (https://adel.wada-ama.org/ja)、「登録」を選びアカウントを作成。その際に自分の名前を正確に記入すること。修了証書の名前に反映するので、ニックネームや間違った名前は入れないこと。登録後ログインする。
  2. 「ホーム」→「ALPHAのJA(日本語)」→「レッスンを開始する」の順に選択し、全セクションにアクセスして問題を解く。おおよそ1時間半ほどかかるが、途中で切り上げても結果は保存されるので、細切れに受講してもかまわない。
3)修了証:
全て修了すると修了証を発行することが可能である。
4)提出方法:
修了証を出漕申込書と一緒に提出する。
5)その他:
受講は年1回でよいが、各大会申込の際修了証の提出が必要となるため各自保管すること。
ADeLユーザーズガイド
https://www.playtruejapan.org/entry_img/elearning_adel.pdf