公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

U23世界選手権軽量級男子スィープカテゴリー日本代表クルーの決定について

2015年6月5日
公益社団法人日本ボート協会
理事長 木村 新

標記につき、これまでの経過と結論を下記のとおりお知らせします。

なお、当初の代表決定からスポーツ仲裁に至る一連の事象については、今後、本会において多様な視点からの検討を加え、いずれ検討結果をお知らせすることを考えております。

  1. 2015年3月10日、前日のタイムトライアルで1位となったクルーおよび当日の最終選考レースで1位となったクルー(以下「上位2クルー」という)ならびに同レースで2位となったクルー(以下「Aクルー」という)の合計3クルーを代表と決定した。
  2. この決定に対し、上記のレースで3位となったクルー(以下「Bクルー」という)によって本会裁定委員会に対し不服申立があり、裁定委員会は、同年4月6日、上記決定のうちAクルーを代表とした部分を取消した(以下「1号裁定」という)。
  3. この裁定を受け、本会業務執行会議は、同年4月17日、上位2クルーのみを代表とする旨を決議した。
  4. この決議を受け、Bクルーにより、同決議の取消とAB両クルーによる再レースの結果に基づく代表選考を求める裁定申立(以下「2号裁定」という)、また、Aクルーにより、やはり同決議の取消と改めてAクルーを代表に選考することを求める裁定申立(以下「3号裁定」という)がなされた。
  5. 裁定委員会は、同年5月12日、2号裁定の申立を認めて再レースの実施を命じ、同日、3号裁定の申立を棄却した。
  6. これらの裁定判断を受け、Aクルーにより、1号ないし3号裁定の取消とAクルーを代表に選考することを求めるスポーツ仲裁の申立があり、日本スポーツ仲裁機構は、同年6月4日、Aクルーの申立を認め、各裁定を取消すとともにAクルーを代表に選考した決定が維持されていることを確認した。
  7. この結果、上位2クルーに加え、最終的にAクルーが代表に選考されることとなった。
  8. 以上の経緯により、U23世界選手権軽量級男子スィープカテゴリー日本代表選手を次の6名とする。
    志賀 巧、荒木 祥太、林 亜門、佐藤 翔、和田 優希、竹内 友哉

以 上