公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

平成23年度ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点施設活用事業実施内容

1.利用計画

ナショナルトレーニングセンター競技別強化拠点を活用して、以下の活動を行う。

○ナショナルチームとU-23を中心とした強化合宿

ナショナルチームに加えて、これまで実施の少なかったU-23の強化合宿を行い、 ナショナルチームの方針に即した一貫指導を行う。

○中学生・高校生を対象とした発掘・育成事業

中学生以上を対象とし、ボート競技への入り口となる「キッズプログラム」、高校生以上を対象とし、 他チームとの練習交流を図り、定期的にエルゴメーター測定会、タイムトライアルを行う 「切磋琢磨プログラム」(仮称)を立ち上げ、異なる対象や年齢の選手をターゲットとした発掘・育成事業を、 年間を通じて日常的に開催する。また、エルゴメーターの優秀記録選手を招集し、 ナショナルチームへの登竜門となる「デイベロップメントプログラム」も実施する。

○指導者育成

拠点に練習場所と人材を集積することで、ナショナルコーチの指導方法や練習について直に学ぶ機会を設ける。

2.実施内容

1 トレーニング機能:トレーニングを行うための体制の整備

国立戸田艇庫及び戸田漕艇場でのトレーニングに係るJISSと連動した指導、管理、 利用調整、物品管理を円滑に進めるために、ボート競技に精通するマネジメントスタッフを雇用の上、 国立戸田艇庫に常駐させる。

  • ナショナルチーム合宿:コーチィングダイレクターのサポート、合宿事前準備
  • U-23チーム合宿:コーチィングダイレクターのサポート、合宿事前準備
  • キッズプログラム・切磋琢磨プログラム:プログラム企画、立案、プログラム準備、指導

これらの合宿、プログラムに対しフィジカル、メンタル、テクニカルなど専門的な見識と経験を生かし指導を行う。

2 マネジメント機能

(内  容)

国立戸田艇庫のトレーニングルームにおける、利用調整及び施設・宿泊・食事の予約調整業務物品管理、 プログラム事業実施のサポートを円滑に進めることができるボート競技に精通するマネジメントスタッフを雇用の上、 国立戸田艇庫に常駐させる。

ナショナルチームの強化合宿の企画、事前準備とコーチのサポート(主に測定に関連した動作解析や分析)、 拠点施設活用事業の企画・立案・実施をする。事業実施の中から、有能な選手を発掘し、指導育成の道筋を作る。 そのためにはナショナルチームコーチ、各チームの指導者との連携及び日本ボート協会、全国のボート協会、 企業及び自治体等との連絡窓口として総括的に情報収集もできる、 ボート競技に精通したテクニカルマネジメントスタッフとして雇用する。