公益社団法人日本ボート協会

Japan Rowing Association

インフォメーションINFORMATION

全日本選手権大会の改革方針及び
第20回全国マシンローイング大会参加要請について

JARA発第19-094号
2007年11月6日
都道府県ボート協会各位
競技団体各位
社団法人 日本ボート協会
理事長 舘 次郎
事業部会長 田中秀文
全日本選手権大会の改革方針及び
第20回全国マシンローイング大会参加要請について

拝啓、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。平素は当協会の事業にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。

さて、日本ボート協会は今、各種全日本選手権大会の現状を、その本旨や時代の要請などに沿って見直し、競技性を高めて活性化を図るなど、メリハリのある大会運営を目指しています。その第一弾として、平成20年以降に開催する「全日本選手権大会」については、以下の基本方針に基づき具体的に改革を取り進めますので、趣意をご理解くださいますようお願い申し上げます。

【基本方針】
  1. 全日本選手権大会を名実ともに日本一の大会とするため、参加資格要件を設定する。平成21年度以降の大会(第87回以降)の開催時期も必要あれば再検討する。
  2. 全日本選手権大会を頂点として、全国各地で開催される競漕会と有機的連携を図り、相互に競漕会の更なる充実を目指す。
  3. 全日本選手権大会を単なる競漕会ではなく、日本の競技力向上に直接寄与するものとする。そのため、参加資格の設定と競技種目の見直しを適宜行う。

これらの方針に則し、将来的には全日本選手権に先立ち開催される他の全日本選手権、各地で開催される選手権大会の上位クルーに参加資格を付与する方式を目指しますが、平成20年度はその第一段階として、エルゴタイム申告をベースとした参加資格及びエントリー手続を別紙1の通り定め、実施します。

つきましては、別紙1に記述の通り、「第20回全国マシンローイング大会」のデータを公式エルゴタイムと認定するので、第86回全日本選手権大会の参加希望者は必ず、マシンローイングA大会又はB大会に参加するようお願いいたします。

本件に関するお問い合わせは、お問合せフォーム またはファックスで協会事務局・競技担当まで
別紙1:平成20年度「第86回全日本選手権大会」の参加資格とエントリー
項 目 摘 要
公式エルゴタイム申告の義務化 第86回全日本選手権大会の参加選手に、エントリーの際、エルゴタイムの申告を義務づける。
公式エルゴタイムの申告 参加選手(漕手)はエントリーの際、自身の2,000m公式エルゴタイムを申告すること。
申告方法・手順などは別途連絡する。
エルゴ基準タイムの設定 エルゴ基準タイムを設け、そのタイム内に漕了できることを大会参加要件とする
2,000m 男子:7分10秒  女子:8分00秒
参加要件の適用種目 第86回大会で参加要件の適用種目は、「シングルスカル」とする。シングルスカル出場希望者は全員、基準タイムをクリアしていなくてはならない。他種目参加者の申告エルゴタイムは、参加要件とせず参考データとして取り扱う。
公式エルゴタイムの取り扱い 下記を公式エルゴタイムとして認定する。
  1. 「第20回全国マシンローイング大会」のデータ
  2. 当協会指定の方法で計測したデータ。方法は別途連絡
なお、公式エルゴタイム測定は大会エントリー前に行うこと
平成21年大会以降の参加資格、エルゴタイム、対象種目など 収集データ、大会記録等を検討・分析し、同年シーズン開始前に公表する。
関連情報の周知方法 本件に関する関連情報は、「平成20年度大会日程・概要」、大会要項などに記載します。