第35回全国インドアローイング大分県B大会


2022(令和4)年12月4日(日)に大分県日田市の大分県立日田三隈高の柔剣道場で 「第35回全国インドアローイング大分県B大会」を開催しました。コロナ禍前より少ないながらも県内の小中高校生が参加してくれて、 冬場のトレーニングの成果を存分に発揮してくれました(主管:大分県ボート協会)

第35回全国インドアローイング大分県B大会
第35回全国インドアローイング大分県B大会

ここ数年は県外からの参加がないため、少し寂しい大会となっています。 「コロナ禍がもう少し終息すれば参加者も増えて賑やかな大会となる、今は我慢の時だ」と思いました。 それでも、大会を催すことが大切、と、多くの皆さんがスタッフとして参加くださいました。

小中学生が参加する様子を見ると、少しずつではあるけれども、ボート人口の広がりを感じました。 例えば、中学生の首藤璃空さんは高校ボート部員たちの声援を受けて、ラストスパートをかけられるほどの力を見せて、中学生ながら2000mを見事漕ぎきってくれました。 また、小学生の白坂さんは、お兄さんの耕太郎さんが日田高ボート部に所属しており、興味をもって本大会にさやってきてくれました。 何とか500mを漕ぎきり、2000mを漕いでいるお兄さんの凄さを目の当たりにしていたようでした。

第35回全国インドアローイング大分県B大会
第35回全国インドアローイング大分県B大会

インドアローイング大会は、水上のボート競技とは違う雰囲気があります。陸上で行うことができる分、 応援してくださる人たちとの距離が近く感じられ、普段以上の力が発揮されることもあり、 実際、本大会でベスト記録を更新する人も多かったです。 間近の応援がこれだけ選手に力を与える競技はなかなか珍しいと個人的には思っています。

今後もしばらくはコロナ禍が続くため開催を余儀なくされることもしばしばあると思いますが、 規模は小さいながらも開催することに意義を見出し、もう少し辛抱してこの大会を続けていければと思います。

コロナが早く終息することを祈るばかりです。
【大分県ボート協会 理事 渡辺暢】

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2022B_oita_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2022B_oita_F.html