第32回全国マシンローイング秋田県B大会


2019年11月10日(日)に由利本荘市ボートプラザアクアパルで「第32回全国マシンローイング秋田県B大会」を開催しました(主管:秋田県ボート協会)。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

全国マシンローイング秋田県B大会は今年で第12回を迎えました。今年もE-Rowシステムを使用し、選手と観衆が共に熱くなれる、一体感ある大会となりました。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

レースには7歳から51歳までの128人が出漕。指導者や保護者も合わせると250人以上が集まりました。小中学生の部には普段は野球、バスケットボールなどの他競技をしている子供たちが、成年の部には県内大学の学生や教員、ボート部員の保護者、他県ローイングクラブの選手など、多方面から出漕いただきました。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

出漕数の最も多くを占めたのは学校やクラブ所属の中学生、高校生選手です。彼らはレース前には緊張や怖さを口にしていましたが、スタート時には腹をくくったとても良い表情をしており、最後の一本まで本当によく頑張りました。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

また参加選手のほとんどが、ゴール後に、次の人のためにグリップやレールを拭いていました。記録員の高校生は正確に仕事をし、さらにエルゴの負荷や足元のベルトについて選手を気遣うなど、頼んだ以上の仕事を自主的に行ってくれました。また選手も保護者も、子供も大人も、その場にいたほとんどの人がチームメイトでない人や知らない人にも「ガンバ!」「あと少し!」と声援を送り、毎レース最終漕者がゴールすると大きな拍手が送られました。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

このような経験を通し「ボート競技のマナーとは具体的にはどんなことか」を知り、「勝つこと以外の喜び」「漕ぐこと以外での貢献」を一人でも多くの人が感じ、秋田県全体に広がることを願います。

第32回全国マシンローイング秋田県B大会

雪国秋田では11月から3月までのおよそ5カ月間は水上に出ることができません。参加者の皆さんには今大会の結果をモチベーション維持の材料の一つとし、長い冬を乗り越えてほしいと思います。各部門優勝者には毎年大好評の大潟村産新米が贈呈されました。ご提供くださった小林様、誠にありがとうございました。

【全国マシンローイング秋田県B大会担当 佐々木藍】

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2019B_akita_M.html
女子:https://www.jara.or.jp/mr/current/2019B_akita_F.html