ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう


2018(平成30)年2月25日(日)に東京都新宿区の新宿コズミックスポーツセンターでボート選手との出会いをきっかけに夢や希望を抱いてもらう事を願った交流イベント「ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう」が開催されました。当日は小学生と保護者、選手など約200人が参加しました(主催:新宿区教育委員会、新宿区立小学校PTA連合会、協力:日本ボート協会)。

ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう

当日は測定・レース用エルゴ16台、練習用エルゴ16台、計32台が会場に設置され、まずU23とシニア代表候補の約70選手によるエルゴ2000m測定が行われました。

ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう

女子では早稲田大・米川志保選手が自身の持つ全国マシンローイング歴代最高記録(2016年度女子オープン)より約3秒速い6分41秒9を記録。 また男子でもNTT東日本・荒川龍太選手が6分07秒4、同志社大・櫻間達也選手が6分09秒0(国内大学選手ベスト)、日本大・木村晶選手が6分10秒5と、 3選手とも全国マシンローイング歴代最高記録の日本選手ベスト(2003年度男子オープン:NTT東日本東京・児玉剛始選手(6分11秒4))を上回り、見学者たちを驚かせていました。

ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう

次に選手たちに手ほどきを受けた子どもたちから順々に個人戦が行われ、保護者たちから大きな声援が送られていました。最後に子ども、保護者、選手らによる混成団体戦が催され、会場の熱気は最高潮となるなか、お開きとなりました。

ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう

今回のイベントを企画した落合第六小学校PTA会長の橘完太さん(名古屋大OB)は「担当選手のサイン入りの認定証を渡すので2020年の東京オリンピックまで大切に保管してくださいね」と参加者にあいさつしました。

ゆめじぎょう オリンピック選手と漕ごう

「ゆめじぎょう」とは2007(平成19)年に始まった新宿区教育委員会と区立小学校PTA連合会による家庭教育の支援事業です。毎年、野球、サッカー、ミュージカルなどスポーツや文化で活躍する第一線の人たちとの交流会が開かれ、昨年は狂言の舞台鑑賞と実演体験などが催されました。

大会結果は次Web参照。
男子:https://www.jara.or.jp/kyoka/current/20180225_ergo_result_m.pdf
女子:https://www.jara.or.jp/kyoka/current/20180225_ergo_result_f.pdf