第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会


2018(平成30)年1月14日(日)に埼玉県戸田市の戸田公園管理事務所で「第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会」が開催され、500m・1000m・2000mの各種目に335人が参加しました(主管:関東漕艇学生連盟)。

第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会

各団体個別の事情もあり、例年よりも参加者が少なかったものの、今大会もいつも通りの盛り上がりを見せました。自己ベストを大幅に更新し大喜びしている選手もいれば、普段の自分の力が思ったようには出せずに悔しい顔をしている選手もいたり、まさに千差万別でした。ある男子大学生は「自己ベストは出すことができたが、本当ならもっと出せたはず。そういった意味で非常に悔しい思いをした」と語っていました。

第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会

このようなマシンローイング大会は、日本のトップレベルの記録を持つ選手の漕ぎを間近で体感できるという利点を持っています。有名選手や注目選手の出番になると、その選手を応援する仲間だけでなく、そのダイナミックな漕ぎを見ようと非常に多くのギャラリーが集まっていました。このことが刺激となって、今回良い結果を残せなかった選手も夏の大会には最高の成果を上げてほしいと強く望むばかりです。

第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会

マシンローイング大会は結果そのものももちろん、重要ですが、やはり夏の大会の具体的な目標を立てる上での指針とすることがチームとして最重要であるように思われます。この結果をチームとして真摯に受け止め、インターカレッジ(大学選手権)や全日本選手権でのさらなる飛躍となるよう、ひいては日本ボート界の大躍進へと繋がるよう、全員が努めてほしいです。東京オリンピックまであとわずか。日本ボート界の一層のステップアップが期待されます。

第30回全国マシンローイング関東ブロックA大会

今回は例年とは少し異なった状況ということもあり準備段階では困難に直面しましたが、関係者の入念な準備と複数の大学のサポートにより無事開催することができました。今大会にて多くの飲料を提供していただいたアサヒ飲料株式会社様には厚く御礼申し上げます。
【関西漕艇学生連盟 岡野良祐】

大会結果は次Web参照。
男子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2017A_kantou_M.html
女子:http://www.jara.or.jp/mr/current/2017A_kantou_F.html