第44回全日本大学選手権大会 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ


2017(平成29)年8月31日(木)から4日間、埼玉県戸田ボートコースで「第44回全日本大学選手権大会(インカレ) 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ」が開催され、100団体378クルーの1326選手が頂点を目指して臨みました(主催:日本ボート協会)。

第44回全日本大学選手権大会 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ
女子舵手なしペア初優勝の慶應義塾大。
第44回全日本大学選手権大会 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ
胴上げされる男子シングルスカル初優勝の同志社大・櫻間。

初日と2 日目は雨天で肌寒い空模様でしたが、3日目から回復し、決勝は好コンディションの中で行われました。 今年は男女12 種目のうち慶應義塾大が女子舵手なしペアで、同志社大が男子シングルスカルで初優勝を遂げました。 その同志社大・櫻間達也選手(京都産業大学付属高卒)はボートを始めて2年4カ月、スカルに専念してまだ2カ月というカ月 極めて短期間で頂点に上り詰めました。 総合優勝は男子がエイトなど6種目で1 位になった日本大(12年連続18回目)、 女子は舵手つきクオドルプルなど2種目で1位になった明治大(2008(平成20)年以来9年ぶり2回目)でした。

第44回全日本大学選手権大会 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ
第44回全日本大学選手権大会 兼 第57回オックスフォード盾レガッタ

今夏はコースに外来種のオオカナダモなど藻が大量繁殖し、ラダーやオールに絡まるなどの事故が多発しました。 大会開催が危ぶまれる中、8 月から関東漕艇学生連盟、各団体、近隣クラブが連日藻刈りを実施し、最後は島根県松江市の(有)大新から藻刈専用船をレンタル投入。軽トラック100 台分に上る藻を刈り取り、無事に開催日を迎えることができました。
【ローイング編集部】

レース結果は次Web参照
http://www.jara.or.jp/race/2017/2017intercollege.html

総合順位・総合得点表は次Web参照
http://www.jara.or.jp/race/2017/2017intercollege_point.html

レース動画は次Web参照(提供:aomonoya)
https://youtu.be/7soTJMp_d2Y

◆団体総合ランキング

『全日本大学選手権 団体総合ランキング』は2014(平成26)年度に算出方法を含めて確立したものです。 特長は「総合順位・総合得点」と異なり、各種目の配点が選手数に比例している点です(例:8+ 優勝= 450 点、2 ×優勝= 100 点)。 各報告書の参考データとしてご活用ください。

男子Rank 男子団体名 男子得点 女子Rank 女子団体名 女子得点
1位 日本大 1311点 1位 明治大 336点
2位 仙台大 750点 2位 早稲田大 250点
3位 明治大 623点 3位 富山国際大 214点
4位 中央大 460点 4位 中央大 195点
5位 慶應義塾大 326点 5位 日本体育大 179点
6位 日本体育大 298点 6位 立命館大 140点
7位 早稲田大 291点 7位 仙台大 130点
8位 法政大 228点 8位 法政大 121点
9位 立教大 163点 9位 慶應義塾大 100点
10位 富山国際大 162点 10位 立教大 53点
11位 龍谷大 209点 11位 東北大 50点
12位 東北大 130点 12位 大阪府立大 35点
13位 同志社大 129点 13位 京都大 30点
14位 岡山大 127点 13位 筑波大 30点
15位 一橋大 126点 15位 関西大 27点
16位 京都大 115点 16位 一橋大 22点
17位 立命館大 97点 17位 神戸大 20点
18位 東京大 91点 17位 龍谷大 20点
19位 東京工業大 90点 19位 大阪市立大 18点
20位 名古屋大 86点 20位 岡山大 15点
21位 筑波大 55点 20位 鹿屋体育大 15点
22位 関西学院大 54点 22位 同志社大 12点
23位 東海大 52点 22位 東京経済大 12点
24位 広島大 48点 22位 熊本大 12点
25位 大阪大 46点 25位 北海道大 10点
26位 大阪府立大 45点 25位 名古屋大 10点
27位 東京経済大 36点 27位 茨城大 9点
27位 茨城大 36点 28位 金沢大 6点
29位 九州大 30点 29位 東京外国語大 5点
30位 東京外国語大 28点 29位 関西学院大 5点
31位 鳥取大 20点 31位 佐賀大 4点
32位 熊本学園大 19点 32位 防衛大 3点
33位 神戸大 18点 33位 鳥取大 2点
34位 東京海洋大 15点
35位 岐阜経済大 14点
36位 大阪市立大 13点
37位 愛媛大 12点
38位 金沢大 8点
38位 鹿屋体育大 8点
40位 学習院大 5点
40位 東京医科歯科大 5点

※配点(順位・選手一人あたりの点数)
1位50点,2位35点,3位25点,4位19点,5位15点,6位12点,7位10点,8位9点,9位8点,10位7点,11位6点,12位5点,13位4点,14位3点,15位2点,16位1点

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M1x優勝:同志社大
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櫻間選手談:順位は気にせず楽しむことを意識した。そこに結果がついてきた。

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M2+優勝:日本大
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古田選手談:自分たちの理想としていたレースができて感無量。

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M2-優勝:日本大
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江本選手談:スタートは出られたが、お互いに息を合わせてラストも焦る事なくスパートをかけられたのが良かった。

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M2x優勝:日本大
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古米選手談:2年前とシートチェンジをしたクルーだったが、負けるとは思っていなかった。結果が付いてきて良かった。

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M4+優勝:日本大
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河津選手談:予選と準決勝は自分たちの漕ぎができていなかったが、決勝は一番の漕ぎができて良かった。

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M4-優勝:中央大
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石橋選手談:日に日に他クルーがよくなっていくのを見ていたが、2連覇できて良かった。苦労してきたので素直に嬉しい。

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M4x優勝:日本大
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吉田選手談:非常に良い状態で仕上がっていたのでレースプラン通りできて良かった。

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M8+優勝:日本大
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伊藤選手談:強みである中盤から全員で行く作戦だったのでそれを達成し、優勝できて良かった。

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W1x優勝:明治大
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高島選手談:インカレは独特の空気感があり、同期に励まされリラックスしてレースに臨む事ができた。

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W2-優勝:慶應義塾大
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野方選手談:レースプラン通りすべてを出し切るレースプランだったため その目標を達成できてよかった。

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W4x+優勝:明治大
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山本選手談:マネージャーからCoxになったが、クルーのおかげでここまでくる事ができた。

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オックスフォード盾レガッタ・エイト優勝:NTT東日本
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佐々野選手談:チーム内の代表選手が抜けてぎりぎり8人でクルーを組んだが今回の結果が出せて良かった。

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