第125回大阪市立大ボート祭


2016(平成28)年5月21日(土)と22日(日)に大阪市桜ノ宮の大川特設コースで「第125回ボート祭」が開かれました (主催:大阪市立大)。

第125回大阪市立大学ボート祭
第125回大阪市立大学ボート祭


今年は2日間とも晴天に恵まれ、学生4部門(学部対抗、女子、体育系サークル、文化系サークル)と社会人2部門(教職員、市民)に約100クルーが出漕しました。 初日はマーチングバンドのパレードとファンファーレで開幕。続いて大阪市立大・荒川哲男学長艇、大阪市立大教育後援会艇、大阪府立大・辻洋学長艇の3艇による「学長対校レース」が行われ、 会場を大いに賑わせました。大会中は会場内に設けられたメインステージで、応援団の演舞、ストリートダンス、美術部のライブアート、アカペラ・JAZZ・アコースティックギターの演奏、落語、マジックなどの パフォーマンスが終始催され、一般市民を楽しませていました。

第125回大阪市立大学ボート祭
第125回大阪市立大学ボート祭


ボート祭は1890(明治22)年6月22日、府立大阪商業学校(現大阪市立大)が創始者・故五代友厚別邸(現日本銀行大阪支店)の前を流れる 堂島川で催した「水上運動会」を第1回としています。 明治から大正の記録には「市内一流の大商店が選手を出すとともにそれぞれ応援を繰り出し、 ひるがえる旗・吹流しなどの物々しさ、たとえようもない盛況だった」と残されており、大変な賑わいだったことが伺えます。 また「水都大阪の名物行事」として一般人も参加できたことから、今日まで最も長く続く「市民レガッタ」という側面もあります。 その運営を担うため第1回時に発足した「水上部」が、現在、大阪市立大ボート部となっています。

【ローイング編集部】

レース結果は以下の公式サイト参照
http://ocu2016.wix.com/boatfes125

大会写真は以下の大学Web参照
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2016/160524

第1回水上運動会と大阪市立大ボート部創部経緯は以下のWeb参照
http://koujyoukai.org/boat/da_ban_shi_li_da_xueboto_shi.html

第125回大阪市立大学ボート祭