2018年日本代表合宿


2018(平成30)年1月15日(月)~1月24日(水)、長野県木島平村の木島平クロカンコースにおいて、U23、シニア日本代表選手の強化合宿が行われました。

2018年日本代表合宿

ボート競技の冬季トレーニングとしてヨーロッパ諸国で広く行われているクロスカントリースキーにおける有酸素能力の強化、バランス、筋持久力の増強とチームビルディングの一環を兼ねて実施された強化合宿でしたが、参加したリオデジャネイロ五輪代表の2選手に合宿の感想と2018年シーズンの抱負について聞きました。
今後2月3月の合宿、予選の後、3月24日(土)~3月26日(月)熊本県菊池市班蛇口湖ボート場で2018年度日本代表最終選考レースが行われる予定です。

大元 英照選手
(アイリスオーヤマ所属。仙台大―宮城県塩釜高)

長野県の木島平で行われたクロスカントリー合宿は昨年に続き2回目の参加でした。10日間という期間でしたが初日から最終日までコーチの方に指導していただき、基本の動作からしっかり学ぶ事ができました。その成果もあり、昨年よりは効率よく滑ることができました。今回の合宿はボート競技から一度離れてクロスカントリーという競技で長期間の練習でしたが、ボートの技術(バランス感覚、リズム)にも共通する部分も多々ありましたので充実した時間だったなと感じました。

良い合宿ではありましたが、「良い合宿でした」で終わるのではなく、CREW JAPANを応援してくださる方々にしっかり結果で喜んでもらえるように学んだことを活かしていきます。引き続き応援よろしくお願いします。

大石 綾美選手
(アイリスオーヤマ所属。早稲田大―愛知県立猿投林高)

クロスカントリースキーでは悪戦苦闘し、カメのようにノロノロ滑りなわたしに対して学生スタッフが歩調をあわせて基礎を教えてくれました。うまくいかなかったことがアドバイスを受けて少しずつできるようになっていき、外から見ればまだまだ不格好な滑り方であっても自分なりの成長を体感できました。

「できた!」という小さな喜びが挑戦し続ける勇気を与えてくれることに気付けた点が今回の大きな収穫でした。また、仲間と囲んだ夕食のお鍋は自然と皆を笑顔にさせ疲れた身体に温かく染み渡りました。こんな日々の当たり前のなかでも小さな幸せを感じられました。

2018年シーズンは世界で挑戦するために、小さな喜びをたくさん見つけて仲間と共有していきます!

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合宿要項は次Web参照
https://www.jara.or.jp/kyoka/current/20180102camp.html