2017年ワールドカップ第二戦(2017 World Cup Ⅱ)


2017(平成29年)年6月16日(金)~18日(日)にポーランド・ポズナンで行われた「2017年ワールドカップ第二戦(2017 World Cup Ⅱ)」のレース結果をお知らせ致します。


レース結果

◆軽量級男子ダブルスカル(LM2×)
JPN2 FinalA 6位(総合6位) 6分17秒990
   奈良和紀(新日鐵住金、千葉県出身)・大元英照(アイリスオーヤマ、宮城県出身)
JPN1 FinalB 1位(総合7位) 6分18秒410
   池田裕紀(トヨタ紡織、静岡県出身)・佐藤 翔(新日鉄住金、岩手県出身)

◆軽量級男子シングルスカル(LM1×)
JPN1 FinalC 3位(総合15位) 7分08秒350
   福井康(東レ滋賀、兵庫県出身)
JPN2 FinalC 6位(総合18位) 7分19秒910
   武田匡弘(関西電力美浜、福井県出身)

◆軽量級女子シングルスカル(LW1×)
JPN2 FinalC 5位(総合17位) 7分58秒180
   高島美晴(明治大学、鳥取県出身)
JPN1 FinalC 6位(総合18位) 8分11秒570
   冨田千愛(明治大学、鳥取県出身)

◆女子シングルスカル(W1×)
JPN  FinalC 5位(総合17位) 7分53秒160
   榊原春奈(トヨタ自動車、愛知県出身)

◆男子シングルスカル(M1×)
JPN2 FinalD 2位(総合20位) 7分15秒630
   栗原誠和(明治安田生命、群馬県出身)
JPN1 FinalD 3位(総合21位) 7分20秒630
   荒川龍太(NTT東日本、神奈川県出身)

選手コメント

軽量級男子ダブルスカルで総合6位に入った大元、奈良両選手、およびギザビエNSD(ナショナルスポーツディレクター)からの大会コメントです。

〈大元〉
私自身、軽量級ダブルスカルで初の決勝進出で、手応えを感じる事もできましたが、悔しさも残る大会となりました。
しかし、優勝したフランスとは、まだ差があるものの、昨年より確実にレベルアップしていると実感する事ができました。
今後は、世界選手権までより質の高いトレーニングをして、メダル争いができるようにしていきたいと思います。引続き応援よろしくお願いします。

〈奈良〉
今回は初のダブルスカルでワールドカップに出場しました。レースでは、オリンピック代表の大元選手の軽いリズムで予選、敗者復活とも危なげなく決勝進出することができました。決勝では、二人で勝負のポイントと漕ぎの前のかかりとリリースのタイミングをしっかり決め二人の中では今までで1番良い漕ぎができました。しかし、結果は決勝6位、いろいろ課題が残ってしまいました。
ワールドカップⅢでは、第2クオーターと第3クオーターをもう少し攻めて行けたら良いなと思います。
ワールドカップの経験をいかしてこれからのフランス合宿をしていきたいです。

〈ギザビエNSD〉
今週、男子軽量級ダブルスカルの2クルーは、ポーランドのポズナムで開催されたワールドカップⅡで面白いレースをしました。私達はこの種目で世界のトップレベルクルーとレースをしました。これは将来にとって非常に重要です。今、最も重要なのは、将来に向けて力のあるチームを作ることです。オリンピック種目として、男子軽量級ダブルスカルだけでなく、男子軽量級クォドルプルも重視することが大切です。
世界的に見ると、日本のシングルスカルのレベルは男女共にどの種目においても低いです。将来的には、すべての種目(LM,LW,M,L...)でレベルを上げていかなければなりません。



レースの公式結果は国際ボート連盟サイトをご覧ください。
http://www.worldrowing.com/events/2017-world-rowing-cup-ii/schedule-results

レース動画は以下サイトを参照。
http://www.eurovisionsports.tv/fisa/#dm9kOzgyMzQx