第40回信毎諏訪湖レガッタ記念大会 兼 第18回全国ナックルフォア大会
2017（平成29）年5月13日（土）と14日（日）に長野県下諏訪町漕艇場で「第40回信毎諏訪湖レガッタ記念大会」兼「第18回全国ナックルフォア大会」が開かれました （主催：下諏訪町、信濃毎日新聞社、長野県ボート協会）。
◆早慶エイト特別レース
大会初日は風波と強雨のため8レースで中止となりましたが、2日目は初夏を思わせる絶好のボート日和となり、早稲田大と慶應義塾大の両エイトクルーによる特別レースも催されました。 普段、諏訪湖では見慣れないエイトでのレース。その艇の大きなと速さに観客からは歓声があがっていました
◆小口太郎と「琵琶湖周航の歌」
大会最優秀クルー賞である「小口太郎賞」には長野県勢として20年ぶりに少年男子舵手つきクォドルプル優勝を果たした岡谷南高が選ばれました。
小口太郎とは「琵琶湖周航の歌」の作詞者です。小口氏は1897（明治30）年に長野県岡谷市で生まれ、旧制第三高等学校水上部（現京都大ボート部）の部員だった20歳の時に「琵琶湖周航の歌」を作詞しました。
今年は小口氏生誕120周年で、また歌ができてから100年目にあたります。 これを記念して、2日目の閉会式では関係者・参加者全員による「琵琶湖周航の歌」の合唱が行われました。
◆大盛況のオリンピアンのボート教室
レースと並行し、大会初日に屋内で「オリンピアンが教えるボート体験教室＆セミナー」が催されました。 これは「オリンピック・ボート・選手役員の会」が主催したもので、7人のオリンピアンが中高生57選手にエルゴで競技レクチャーしました。 会場では選手からのさまざまな質問に対してオリンピアンたちは豊富な経験に基づいて一つひとつ丁寧に答え、最後に直筆サイン入り修了証を全員に手渡していました。
◆40年の節目を迎えて
信毎諏訪湖レガッタは1978（昭和53）年に長野県で行われた「やまびこ国体」を機に始まった大会です。 今年で40回目を迎え、大会初日の夕方から下諏訪食祭館で催された「記念式典・交流会」には関係者100人余が参加、皆で節目を祝いしました。
レース結果は以下のWeb参照
http://rowing.gr.jp/nagano_1997-2013/17shinmai_idx.html
