ワークスルーの規格艇標準値（１００ｍｍ±７５ｍｍ）を超えてレールをストレッチャ方向に前進させる場合は添付図のサポート金具を装着すること。

1. サポート金具は日本ボート協会が準備し、計測委員に貸し出しを申し込むことにとり１レース単位で貸与する。
2. サポート金具の脱着は正規のリギング時間内で行うこと。
3. 大会中初回の脱着に限りサービスマンの支援が受けられるものとする。
4. この措置は昨年の第６７回国民体育大会ボート競技において、 極端にレールを前進させるリギングが原因で、レールが曲がる事故が多発したことへの対策である。
   したがってサポート金具の装着を怠りレールを曲げたクルーには弁償を求める。（サービスマンより新品のレールを購入・装着の上納艇）
5. サポート金具は厚みが2mmあり、この分レールハイトが高くなり若干重量が増すが甘受すること。
6. 本規定はあくまで特例であり、規格艇の基準値内でリギングを行うことが望ましい。
   またサポート金具の準備数は１０組である。
   万一不足が生じた場合は公平性を考慮の上、基準値内のリギングを要求することがある。